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【号外】特別インタビュー 第21青経塾 副塾長 新美 司氏
始めに株式上場を意識したのは、入塾(昭和62年)して1年後です。昭和63年遠山塾主の菊水化学工業が名古屋証券取引所に上場し、その後入塾して3年目を迎えた頃、中部経済新聞の取材があり、将来の夢と聞かれとっさに「上場します」と答えてしまいました。予想外にも、大きな扱いで掲載されてしまいました。言ったからには実現しなくてはと思うようになったのがキッカケです。

具体的に上場を考えるようになったのは10年程前からです。遠山塾主に「新美、いつ上場するんだ」と聞かれとりあえず「平成15年頃かな」と答えました。それに対し遠山塾主は「そんな頃は私が生きていないかも知れないからもっと早くなさい」と言われました。その時には「では平成12年に上場します」と答えましたが、実際には少し遅れて平成14年に上場できるように動いていました。
しかし上場は容易いものではありませんでした。「ら~めんレストラン11ばん」を多店舗化し上場を試みましたが、その時は高いハードルを乗り越える力が無く、結局上場には至ることができませんでした。あの当時、思えば私の仕事の進めかたはまるで一人相撲でした。部下の失敗が怖く、全て一人で決め経営していました。その時学んだことは結局1人では何もできない、失敗を許しながら人を信用し共に同じ目標に向かっていくという事です。
今回上場できたのは、会社と共に成長した社員がたくさんできたことです。
人は失敗しないと成長できない。そう考えることができたとき、部下の失敗も怖くなくなりました。
会社は若干縮小せざるを得ない時もありました。しかし、業績は下がっても心はいつも前に向かい、絶えず株式公開という夢に向け進んできました。その結果、念願であった上場をするに至ったのです。
私は今年1月から上場するまで好きな「お酒」を断つと宣言し実行してきました。何故なら自分の一番好きなものを断つことにより、上場へ向けてのパワーに変えてきたからです。12月22日に上場した暁には、心置きなくお酒を飲めると思います。
今回上場するということで、社員やパートの方が会社に誇りをもつようになったと感じています。また人材の採用や土地の開発など、既に上場効果が出てきています。これからの目標は21塾卒業時の決意表明である500億円の売上と、さらに上の株式市場へのステップアップです。
私は夢に向かい一生懸命取り組むのが幸せと思っています。困難はありますが、困難を楽しい事と思い込み乗り越えていきます。
夢がかない上場できたのは、遠山塾主はじめ皆様のおかげと思っております。本当にありがとうございました。
◆株式公開までの予定◆
2006年
上場承認 11月17日
ブックビルディング 12月 5日~11日
公開価格決定 12月12日
申込期間 12月14日~19日
払込日 12月21日
名古屋証券取引所 セントレックスに上場 12月22日
売買単位 100株
写真:日本酒「夢は正夢」を抱え満面の笑みの新美氏













