クロスドア

青経塾の活動情報をタイムリーに!

ゼミ活動

宮川ゼミ活動報告 一年間を振り返って

宮川ゼミは、「書」を通して、豊かな感性を養いましょう というテーマの基、今期も一年間
活動して参りました。第1回目10月29日松坂屋美術館芸術鑑賞会からスタートした宮川
ゼミは、11月から3月まで宮川ゼミ長より頂いた「千山鳥飛絶」の楷書・行書・草書の稽古
を経て、4月の一泊京都研修旅行にて芸術鑑賞をしたのちに、各自課題の草書に取り組み
今期の最終目標となる書陶展を7月に開催しました。

090818-m11.jpg
今年三期目を迎える 宮川康宏ゼミ長
 
宮川ゼミは、塾生ならではの豊かな人間関係をとても大切にしているゼミでもあります。
毎回のゼミ日の一時限目は、書の稽古。そして二時限目には、ゼミ生が語らう時間が設けられました。先輩後輩の交流から、素晴らしい人間関係ができてゆくからこそ楽しく、また充実した時間のなかで活動できました。
宮川ゼミの一年間を振り返り、ここにご紹介させていただきます。

090818-m12.jpg
21塾 筧先輩 と 39塾 米山塾長

■宮川ゼミ一泊京都研修
「芸術鑑賞をしてから稽古をする」それはゼミ長やゼミ生の予てからの念願でもありました。
一泊京都研修にて、それが現実になったのです。

4月14日~15日で1泊の京都研修当日は、あいにくの雨模様でしたが、宮川ゼミ長の開口一番“雨の京都は素敵ですよ”で楽しい研修になる予感が致しました。
名古屋を出発し、まずは京都の玄関口、東寺(教王護国寺 きょうおうごこくじ)に向かいました。東寺は平安遷都とともに建立された官寺で世界文化遺産として登録されています。あの弘法大師空海が密教を世に広めた寺院としても有名です。講堂にそびえ立つ多くの像は千二百年の時を超えて我々にその崇高美を伝えてきます。

090818-m13.jpg
東寺(教王護国寺)

昼食をとった後、宿泊先のエクシブ八瀬離宮にて書の稽古を致しました。ここでは作品展に
向けて宮川ゼミ長に書いて頂いた手本を各人が一つずつ選んで、草書の稽古に2時間集中
しました。書陶展でご覧頂いた多くの「書」は、この京都研修から稽古が始まりました。

090818-m14.jpg090818-m15.jpg

稽古の後も、芸術鑑賞。京都国立博物館では多くの展示品を見て廻りました。宮川ゼミ長は
職業柄、書物に書かれた字そのものを食い入る様に見ていらっしゃいました。

夕食は、京都料理を堪能して宿泊先のエクシブへ。その夜スペシャルルームにて宮川ゼミ長
をゼミ生が囲み、まるで卒業旅行の塾主と塾生の一夜を思い出す和やかであり、楽しい会話
が続きました。

090818-m16.jpg
松谷ゼミ生の誕生日のお祝いがサプライズとして行われました。宮川ゼミ長、筧先輩、
松岡先輩の暖かい心、豊かな人間性を感じる一時でした。

こちら一泊京都研修の2日目、朝食を済ませ『金閣寺で桜がまだ咲いている』と佐藤さんの
情報をもとに出かけた金閣寺です。

090818-m17.jpg
金閣寺

行く道すがら、桜の気配などまったくなく、ただただ小雨が降るばかり…。ゼミ生一同、気を
取り直しゼミ長ご推薦の河井寛次郎記念館へ。

090818-m18.jpg
河井寛次郎記念館

驚いたのは京の街中である家の裏になんと、登り窯があるではありませんか。河井寛次郎
は、日常生活や勤労の中に美を見出した民芸運動を指導した人、美の本質を果てなき探究
した人。感動の一言でした。

090818-m19.jpg
南禅寺 奥丹

090818-m20.jpg
栂尾山高山寺

南禅寺の奥丹にて美味しい湯豆腐の昼食後、栂尾山高山寺へ向かいました。縁側より美くし
い風景が広がり、心が癒されほっとした心持でした。ここを最後の研修とし、美と心の感性が
書に大切な事を個々に受止め、宮川ゼミ展覧会の成功を祈念し、一路名古屋へと向かいま
した。

今期の京都研修は京都に精通されている21青経塾の筧一己先輩の計らいで実現致しまし
た。宮川ゼミ長がゼミを立ち上げられてから3年間、念願とされていた京都研修を叶える為に
大変ご足労頂いた筧先輩に心からお礼感謝申し上げます。是非、来年も宮川ゼミにて研修旅
行に参りたいと思いました。

京都研修を終えて一句
  “古都(宮)川に 書を走らせ 菩薩旅”
     第41青経塾 新保善朗

■宮川ゼミと加藤ゼミ合同 書陶展開催
いよいよ、待ちに待った一年間の成果が表れる書陶展当日です。毎年毎年、一年の目標に向
かって活動する宮川ゼミは、ゼミ1年目は1文字、2年目は2文字、3年目は3文字とそれぞれ
が課題もって取り組みます。

当日、自分達の書いたものが作品となって会場に現れました。「書」と「陶器」の作品展ということ
で、「書陶展」と名づけられたこの作品展は、宮川ゼミと加藤ゼミの合同で行います。宮川ゼミ生
と加藤ゼミ生は、それぞれの作品を持って一年に一回この作品展で顔を合せます。加藤ゼミ生
の皆様も、昨年よりも随分バージョンアップした作品を出展されていました。
090818-m21.jpg  
宮川ゼミ長作品『「奥の細道」より』
遠山塾主と宮川ゼミ長

090818-m22.jpg
宮川ゼミ生の作品

書陶展には、遠山塾主、役員の方々をはじめ、多数の方々にご来場いただきました。本年度も
このように一年間ゼミ活動ができ、また作品展まで開催することが出来たのも、ひとえに家族
の皆様、会社の皆様、そして青経塾の皆様のお陰でございます。心より感謝申し上げます。

090818-m23.jpg

書陶展 宮川ゼミ&加藤盛ゼミ合同作品展
開催日:平成21年7月18日(土)~7月19日(日)
場 所:名古屋東別院会館ギャラリー

宮川ゼミ  39塾 米山利信  41塾 新保善朗  45塾 渡邊隆志