遠山昌夫 心のページ

遠山塾主がかたる「心」の言葉

聞き手:第38青経塾 塾長 近藤 匡朗

お話 遠山塾主


質問 近藤塾長
塾主より幾多の教えを頂き、私の頭の中で考えが必ず帰結するのは、「死生観」です。
是非、塾主の死生観についてお話を頂きたくお願い致します。

お答え
死ぬことと生きることは表裏一体、五分五分であるということです。人は常に死と生の間に存在しているのです。今の人はこの時代が平和であるから、急に死に直面することはないだろうと思っていますが、それはアメリカの力で60年間戦争が身近に無いために、そう錯覚しているだけであり、実際はいつ死んでも不思議では無いのです。
10年ほど前、本を書くために刑務所を訪問した時のことです。死刑囚は死ぬ覚悟がすでにできているので、今、この瞬間を生きることに実感を持ち、目が爛々と輝いていました。逆に無期懲役の人は希望の持てない暗い顔をしていました。人は死を理解すると何をしたらいいか一生懸命になり目的ができます。
そのように生きることに輝いていると、木や花なども五感で感じ、より輝いて見えるようになるのです。最近は若者の殺人事件が頻繁ですが、それは自分も死ぬということをわかっていないので、他人を安易に殺してしまうのでしょう。
皆さんも生と死があることを確認できれば、命をどう使うか工程ができると思います。そして家族、会社、友人に対しても責任を感じるようになるので死ぬ前にどう模植していくべきか考えるはずです。志は命の使い方のスケジュールなのです。スケジュールができれば成長のスピードも増すことでしょう。また、あらゆる物事に対しても感謝をするようになると思います。

お答えを受けて
我々は、まだまだ、命の使い方のスケジュールが完成しておりません。改めてその必要性を感じました。
この少ない紙面では、書き足りない、又、文章にすると、安っぽく感じられてしまう感を強く感じました。 事在る事に、直接、塾生の皆にも伝えていきたいと思います。遠山先生、ありがとうございました。

第38青経塾 塾長 近藤 匡朗