遠山昌夫 心のページ

遠山塾主がかたる「心」の言葉

聞き手: 第36青経塾 高橋弘茂

お話 遠山塾主
聞き手: 第36青経塾 高橋弘茂

質問 高橋弘茂
武士道にある「礼」、とりわけ恥を知るということについてお聞かせください。

質問の背景
塾主は善の価値を大切にされます。それが企業のコンプライアンスを徹底させ企業価値が高くなる真因だと思います。 武士道の中に恥を知ることの大切さが問われています。遠山塾主は名に恥じない生き方をされておられます。塾主の初志を貫徹される姿は正に武士道。その根源を拝聴させていただきました。

お答え 遠山塾主 
武士道でもっとも大切なもの、それは「義」です。仁義、礼儀、信義、正義、忠義と大切な言葉の多くに使われております。義に背くことは恥です。武士たるもの、恥は切腹です。ですから義に背くことは不名誉な死を意味するのです。
武士道~義~は、神道が起源です。日本では自然がすべて神様で、八百万の神様が存在します。その後、大陸から仏教が入ってきました。それにより人々は「死」を受け入れました。そうして義をもって死を恐れない最強の人々が誕生したわけです。また、この融合は神社の中にお寺があるという神仏共存の不思議な国を作り出したのです。
正義を貫くことは、実は儲からないのです。安ければ売れますが、手抜きが増えます。やるからには徹底的にやるのです。正義へ挑戦し続けるのです。それで会社がつぶれてもいい、という覚悟で経営する。社会のためにならないことは、いくら儲かっても絶対にやらないのです。
経営はお金だけではありません。時代は必ず変わります。拝金主義は崩壊し、武士道回帰が近い将来必ず起こるのです。
青経塾で義のわかる人を育てたいのです。信念の動じない、誇りある経営者であってほしいものです。
0251_01.jpg

第36青経塾 塾長  高橋 弘茂