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【第62青経塾 高坂 尚芳塾長】タカサカ青果株式会社
カエル :今日は、名古屋市中央卸売市場北部市場にある第62青経塾 高坂塾長の会社へ突
撃取材ケロ!朝早いのは苦手だけど頑張るゾ!
でも、まだ暗いし、やっぱり眠いケロ…。
高坂塾長:よく来たね。早速市場内を案内するから、付いておいで。
場内では、人よりも荷物を運ぶ車が優先だから気を付けてね。


カエル :うわぁ、広〜い!でも、キレイに整理されているケロ。
高坂塾長:ここにある青果のほとんどは買い手が決まっていて、出荷を待っているんだよ。
この体格の良い彼は、大勢いる社員の中でも飛び切りの若手のホープ。

高坂塾長:仕入れた青果は、すぐにトラックに積み込んで取引先のスーパーへ配送するんだ
よ。
お客様に喜んでいただくためにも、新鮮な状態で青果をお届けすることが大切
なんだ。
カエル :確かに、しなびた青果は買いたくないケロね。

高坂塾長:それじゃあ、物流倉庫に移動しようか。


カエル :うっ、寒い〜!それに、編み目のプラスチック容器が天井までぎっしり!
ただの倉庫じゃなさそうな…何か秘密がありそうだケロ!
高坂塾長:鋭いね。ここは、青果を新鮮に保つために保管温度を細かく管理できる自動冷
蔵倉庫なんだ。今は5度に設定してあるから、寒く感じるんだよ。
このプラスチック容器は青果の運搬に使う「コンテナ」。
カエル :一度にどれくらいの青果を管理できるんだケロ?
高坂塾長:コンテナを積んだ「パレット」という板を272枚収納できるように作ってあって、
1パレットが約1トン収納可能。だから、この冷蔵倉庫で北部市場全体の1日の扱
い高の約半分を保存することができるんだよ。
カエル :すごい量だケロ!
高坂塾長:通常、青果は生産者が段ボールを組み立てて詰め込むのが一般的なんだ。
その後、トラックで運搬、市場に集められてスーパーへ配送されているんだけど、
段ボールは組み立てが面倒な上、廃棄のコストや雨の日の出荷が非効率など、
問題点が多い。
段ボールを使わず、繰り返し再利用できるコンテナを使って、無駄を排除して、
新鮮な青果をお客様へ届けれたらいいなぁぁっという一心から考え付いたんだ。
当初は行政の援助を受けることも考えたんだけど、それだと実現まで3〜5年
かかる。それでは遅いと考えて、すぐに自社で洗浄機導入や物流倉庫の新設を
行ったんだ。
決して安い投資ではなかったけど、お客様にいつでも新鮮な青果をお届けでき
るようになったし、生産者にも喜んでもらって、本当に良かったと思っているよ。
カエル :思ったらすぐ行動!
お客様のために何ができるかを実践する高坂塾長は、青経塾生のお手本だケロ!
そのコンテナは、具体的にはどんな使い方をしているのケロ?

高坂塾長:まず、生産者へコンテナを貸し出して、その中に青果を詰めてもらって出荷
してもらう。
生産現場から市場、スーパーまでそのまま流通。スーパーから空のコンテナ
を引き取って洗浄し、清潔で綺麗な状態で再び生産地へ送るという仕組み。
13年前からこのコンテナ物流システムに取り組んで、今では保有コンテナは
60000ケース。年間流通取扱数は、延べ20万ケースまでになったんだ。
組み立ては簡単で、強度があって濡れても平気。
貸出料も段ボールを買うより安いから、経費が削減できて、生産者は大助かり
ってわけ。
カエル :生産から流通、環境のことまで考えたすごいシステムだケロ。


高坂塾長:そろそろ事務所へ戻ろうか。
カエル :改めて見ると、広くてきれいな事務所だな〜。視界が開けて小牧山まで見える
でケロ。
でも、社員さんが見あたらないけどまだ来てないのかケロ?
高坂塾長:なに言ってんだい、カエル君。朝5時から青果の仕分け、出荷の積み込みや配送
のために、みんな市場や物流倉庫にいるよ。事務所に上がってくるのは9時過ぎ
じゃないかな。
カエル :そうでした。先ほど案内していただいたことをすっかり忘れていたケロ。

カエル :今までお話を聞いて、高坂塾長の“相手を思いやる気持ち”がビンビン伝わって
来たケロ。
高坂塾長:「青果は鮮度が命」が僕のモットー。お客様に鮮度のいい青果を買っていただき、
喜んでいただくことが、僕の喜びなんだ。これからも生産者、卸、小売りをつな
ぐ流通業者として常に新しい流通のあり方を模索し、積極的に取り組んでいくつ
もりだよ。
「顧客の創造」を常に意識して販路を拡大し、売上を上げて社会貢献したいし、
農業にも関わっていきたい。やりたいことが一杯だよ。
カエル :立ち止まることなく、前に進むパワーをすごく感じるケロ。

高坂塾長:今より成長したかったら、62塾で3年間一緒に勉強しましょう!
カエル :もう一度やり直した方がいいかなケロ?
今日はご多用なところ取材させていただきありがとうケロ。
みんながてきぱきと動いていて、市場の雰囲気は気持ちがいいケロ。
高坂塾長:こちらこそ早朝からありがとう。また、来てね。
取材協力:第62青経塾 新塾長 高坂 尚芳 様
タカサカ青果株式会社
http://www.vege-takasaka.co.jp/
〒480-0202
愛知県西春日井郡豊山町豊場八反107 北部市場内
TEL(052)903-3067
【取材】第42青経塾 久野誠 第43青経塾 星野諭 第49青経塾 木全明












