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どうなる飲食チェーン店舗?

どうなる飲食チェーン店舗?

 飲食店にもいろいろな形態があります。個人経営から企業経営によるチェーン店舗、またその中でも直営やFC(フランチャイズ)他、多様な経営形態・展開手法が存在しますが、今回はチェーン展開を目指す郊外型飲食店の開発について。

○主に企業が作るチェーン店舗、オリジナリティを核に企業ならではの手法でビジネスを行っていますが、それらはどのように立ち上がるのでしょうか?
 既に複数の業態を独自で開発している企業で無ければ、チェーン店舗を行おうとする企業の業態開発には当初から多くのブレーンの力を借りることがスムーズなようです。
 オーナー企業以外のプロジェクト参加企業としてはコンペから勝ち上がった店舗デザイン・設計企業、広範囲に立地開発を行うことが出来る不動産・建築業者、メニュー開発を行う会社、オリジナル商品や食材を製作する企業、出店を狙う範囲をカバーする事の出来る物流企業、マーケティング情報を多く持っているビールメーカー、場合によってはフランチャイズ加盟者の開発を行う企業や電力会社など・・・他にも多数存在します。リスクの小さな本部機能を目指せば目指すほど、ブレーン企業の必要性が高くなります。
 業態によっては発案から出店まで2年以上の月日が経つこともあります。その間、上記の様なブレーンと共に、あらゆる面から計画の検証と問題改善に努め、月ごとや場合によっては週ごとの会議で各部門から進捗報告を行う姿は、青経塾のプロジェクト活動と同じくです。定期的に行われる会議で、メニューの試食や、コストや集客に関わる店舗のデザイン・設計改善の報告が行われ、また想定される原価率が日々低減されていく購買担当者の努力を見ることができます。しかし、専門的な仕事を行うブレーンがいかに沢山居ても、最終の決定や、方向性の判断はプロジェクトのリーダーとなるオーナー企業の責任者にかかります。それも青経塾のプロジェクトと同じですね。
 その様にして1号店に与えられるパッケージがおよそ完成し、具体的な出店計画と立地開発が行われ、見つかった立地における想定売上げと、出店コスト、資金計画が確定し、ようやく出店へとこぎつけ、いずれはチェーン展開へとつながります。

○今後飲食チェーン店舗はどうなるのでしょうか?
今後もチェーン展開を考える企業やFC加盟を検討する企業などニーズはありますし、ファミレスなど既存業態の衰退に伴って、後発の企業の立地開発が容易になったりと、チャンスはありますが、FC開発を専門に行う企業の衰退や、立地開発を全国的に行う事の出来る建設業者の行き詰まり、原価の高騰など飲食店を取り巻く状況が大きく変わり続けています。
 また、趣向が多様化する中で、かつてのファミレスやファーストフードのように大規模で長期的な展開は難しいのでは無いでしょうか。その時々の趣向に合わせて数年間限定の業態を、多くのブレーンの力を借りて低リスクで開発し続けることが出来る、理念の強い企業が勝ち残っていくものと思います。
                                
第44青経塾 浅野 学

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