『4つの報酬の価値が人を動かす』
人は動機と欲求で突き動かされ行動しています。自分の仕事人生をやる気グラフにしてみると、やる気のポイントが高い時期は欲求が満たされたり価値観に沿った仕事だったりします。反対にやる気のポイントが低い時期は思うようにいかなかったり、上司や周りに価値観を否定されたり・・・
一日のうちでもやる気は上下します。朝はやる気に満ちていたのに商談がうまくいかず午後からはやる気が落ちたり、朝はどんよりしていたのに部下が期待を上回る動きをしてくれて客先から喜ばれたりすれば急にやる気が上がったりします。
自分が動機付けられる原因と意欲を低下させる原因をはっきりさせ自覚することは、自分自身を律しモチベーションを維持するのに大いに役立ちます。
そのやる気を決めているものに『報酬』があります。報酬言うと賃金的なことをイメージしますが人はお金のためだけに働いているわけではありません。財務以外の3つの報酬にもわれわれは多くの欲求を持ち価値を感じます。
◎財務報酬
お給料、ボーナス、インセンティブなど
◎対人関係報酬
職場の雰囲気、仲間意識、共感できる同僚の存在、尊敬できる上司の存在、後輩を教える喜び、サポートできる喜びなど
◎名誉報酬
会社のブランド、勤務地のブランド、入りたかった会社で働けている、肩書き、ポジション、周りからの期待など
◎成長報酬
最近提案が通るようになった、去年はできなかったことができるようになった、任させることが多くなった、社長の言っていることの意味がわかるようになったなど
それぞれの報酬について現時点での満足度をはっきりさせ、自助努力でアップできるものは何だろうと考えてみる。
自分が優先したい報酬とアップしやすい報酬は何だろうと考えてみる。やる気を自分の手でコントロールできる『実感』がもてたらしめたものです。
景気の先行きが不安定な今こそ、働く人の報酬に財務以外の3つの扉を加え、どの扉なら開けられそうか考えてみるときかもしれません。いい流れを作り出している人たちは、自分の人生で土台無理なことには着手せず自分が突破できるところを見出して行動する、するとほかの扉も開いてくる、そんな流れがあるように思います。
チームメンバーのやる気がどの報酬から来ているのか知っていれば互いにサポートすることができます、そしてそれは対人関係報酬を欲しい人のやる気をアップすることができいいスパイラルが続きます。
私たちは思っている以上に財務報酬以外のことに喜びを感じられる生き物です。ボランティア活動に喜びを感じる人の多さからそれを感じます。
部下や社員のやる気を引き出したいと思っている方、『報酬』を4つの視点で見てみませんか?
第29青経塾 横山みどり












