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あなたでもできる企業信用調査と与信管理(1)
実は私・・・探偵なんです・・と前振りはこのくらいで、皆さん始めまして、第41塾の長坂祐樹と申します。
遠山塾主をはじめ皆さんとご縁を頂き、とても感謝いたしております。このような素晴らしい出会いのある中で共に磨き合い、高め合い、そして繁栄する事が出来たらどんない素晴らしいことかと思います。今回は私が行っている業務の中から『企業信用調査』というものを皆さんにできる限り解り易く解説したいと思います。この『企業信用調査』を取り入れ、健全な企業運営を行っていただけたら幸いです。
企業調査の必要性
会社も人の生涯と同じように、創業して誕生し成長期を迎えます。成長するにつれ、存在が認知されると共に、社員の雇用も増し、取引先との関係は密になり、社会的責任も増していきます。しかし繁栄はいつまでも続きません。経営者が時代に即した対応を行わなければ成長はやがて止まり、必然的に老いて衰退していきます。会社の寿命が確固として”享年何十年”とか、”臨終の時が何年何月にやってくる”などと、決まっているわけではありませんが、おぼろげながら死相が見えることがあります。
仮に相手先の倒産により焦げ付きが発生した場合や、詐欺に引っかかった場合には被害を被った企業にも応分の非があるとみなされます。事前に調査をしていれば防げたはずなのに、それを怠ったと非難されるのです。
天災を予知することは困難ですが、人が作った物(企業)であるならば、ある程度の危険は予知することが出来ます。すなわち【やられる前に見抜く】です。さらに言えば事前に調査をし、兆候を察して回避することはできますが、被害を受けた『事後』において対処するのはとても困難になります。
事前に回避することと事後に対処することでは、どちらのほうが時間と費用を要するかは言うまでもありません。まだ費用だけで済めば良い方ですが、多大な損害を被ってからでは後の祭りです。そのためにもリスク管理、与信管理は重要な項目となります。事前の調査の必要性を認識して頂くとともに、あなたに迫り来る”まさか”を”やっぱり”にかえましょう→変えましょう。
探偵から一言・・・
情報化社会の現代ではより多くの情報を掴んだ者が勝ちです。それが良い情報でも、悪い情報でもです。よい情報は儲けや成長に繋がりますが、悪い情報はなかなか儲けなどに繋がりません。ゆえに人は良い情報しか欲しない傾向にありますが、実は悪い話しというものは、良い話しと同等、時にはそれ以上価値があるのです。例えば、良い話は見過ごしたとしても単に【儲けそこなった】というだけで、何も失うものはありません。ところが、悪い話を見過ごしたが故に、多大な損害を被るということが暫しあります。言い方を変えれば、損害を被らなかったことにより、損害額分儲けたことと同じなのです。よって良い情報よりも悪い情報の方がお金と労力を投じても得る価値があるというわけです。
どの様な時に企業調査を行うべきか?
【新規取り引きのケース】
・まったくの新規取引で、取引相手に関して皆目わからない→分からない
【継続取り引きのケース】
・ これまでに少しでは在る→あるものの取り引きの経験があるが、今回から決済を現金から手形に変えたいとの申し入れがあった。
・ ある程度の取り引き実績のある馴染みの相手ではあるが、このところ決済関係にやや支障が生じるようになった。
・ 今の所は特に問題は生じてはいないが、妙な噂を耳にする。
・ その会社や関連性のある企業で何らかの不祥事例があったらしい。
・ いわゆる番頭役や有能な営業マンが退職した。
・ ワンマン社長が亡くなった。
など、この他にもさまざまな理由があります。
俗に期【破綻の兆候】として掲げる変化のチェック項目は、「確実に見える決済状況」、「財務内容」、その他にも「会社の雰囲気」、「倉庫や在庫の状況」、「従業員の態度」など多岐にわたります。
いずれにしても実質的に危険なサインが窺われなくとも、やはり【不明瞭な点】があったら、とりあえず確認しておいたほうが無難だと思われます。
あなたでもできる企業信用調査の概要
・ インターネットでの情報収集
・ 図書館での情報収集
・ 法務局での登記簿内容確認と分析
・ 役所での情報収集
・ 相手先への視察、直接調査または側面調査、周辺への取材
・ 取引先からの噂の有無、更には業界での評判など聞き込みによる調査
・ その他銀行、新聞社、裁判所、警察、官報などから場合により情報収集
次回は、上記枠組みの「企業信用調査の概要」について詳しく説明させていただきます。
どうも有難うございました。












